コラム
【コラム】自己紹介(弁護士 小向俊和)
2018年07月29日
こんにちは。弁護士の小向です。
ホームページのプロフィール欄にも書いているのですが,私の趣味は,日本のお城巡りです。
15年くらい前から,お城巡りの履歴をエクセルで管理するようにしているのですが,現在までのところ,46都道府県,107の城を訪問してきました。
お城巡りの楽しみは色々とあります。
天守や櫓などの建造物や石垣の美しさを堪能するのはもちろんですが,かつての城の様子やそこを舞台に繰り広げられた戦や日常を想像してみるのも楽しいですし, また,自分が城を攻めることを空想しながら本丸を目指す「城攻め」をしてみるのも楽しいものです (自分が攻める立場になって城をみてみると,城には,それぞれの地形も生かした様々な防御システムが施されていることに感心させられます)。
そのような城巡りの楽しみの1つとして,「100名城スタンプ」集めがあります。
これは,城郭の専門家らによって選出された,日本各地の100の名城のスタンプラリーの企画です。
私は,3年半ほど前からこのスタンプラリーをはじめ,機会を見つけては,スタンプを埋めるべく城巡りを続けています。
さて,このスタンプラリーですが,なかなか一筋縄ではいきません。
まず,100名城選定のルールとして,「各都道府県に必ず1つは選定する」というものがあります。
すなわち,スタンプラリーを制覇するためには,必然的に,すべての都道府県を回らなければならない,ということになります。 最北端は,根室半島にある昔のアイヌの防御施設跡(「チャシ」といいます),南は沖縄の3つの城(ぐすく)まであります。
また,「お城」といいますと,立派な天守閣な壮大な石垣をイメージされる方が多いと思いますが,ここでいう城には,そのような城に限らず, 土塁の跡が残っているだけの,一般の人からみれば,言われなければ到底城があったとは思えないようなものも含みます。
たとえば,佐賀県にある弥生時代の遺跡「吉野ヶ里遺跡」も100名城の1つにカウントされています。
ちなみに,宮城県には,100名城に選出された城が2つあります。
1つは「仙台城(青葉城)」。
これは,誰もが最初に思いつきますよね。
それではあと1つは?白石城?
意外に思われる方もおられると思いますが,あと1つは「多賀城」が選ばれています。
そんなこんなでスタンプを集め続け,現在,74まで来ました。
ただし,残りの26は,根室半島や四国,南九州と沖縄など,かなりの難関が残されています (実は,スタンプ集めを始める前に行ったことがある城も結構あるのですが,再訪するにはそれなりの時間とお金がかかります)。
ここからは,なかなか一気に攻略を進めるのは難しそうですが,気長に,城攻めとスタンプ集めを楽しんでいきたいと思っています。
以上
(メールマガジン2018年2月号掲載と同一の内容です)