河北新報 週刊オーレ掲載記事

河北新報 週刊オーレ掲載記事「不倫交際による慰謝料請求」

2018年07月17日

毎週金曜日に発行される河北新報「週刊オーレ」に当事務所の弁護士が記事を掲載しています。
皆様の身近なお悩みに対してアドバイスしていますので、ホームページ上でも公開いたします。
ぜひご一読ください。

【新着記事】
2018年7月13日発刊の週刊オーレは、翠川洋弁護士が担当しました!


 
不倫交際による慰謝料請求

先日、以下のようなお問い合わせをいただきました。
「妻子ある男性と交際していたところ、男性の妻から多額の慰謝料を請求されました。すぐに支払わないと給料を差し押さえられてしまうのでしょうか?」

このようなケースでは、裁判手続なしで財産の差押え(強制執行)はできません。

ですから、男性の妻や弁護士から内容証明郵便で請求されても、それだけで貯金や給料が差し押さえられることはありません。
 
 ただし、裁判所から訴状等が送られてきた場合、放置しておくと、欠席裁判で請求どおりの敗訴判決を受けてしまいますし、その判決に基づいて強制執行されることもあります。
裁判所から書面が送られてきたときは、内容をよく読んで答弁書を提出するなど、きちんと対応する必要があります。
 
 ところで、男性の言動や交際の経緯などの事情によっては、慰謝料が発生しない場合や低額にとどまる場合もあります。
また、交渉や調停によって比較的穏やかに解決できることもあります。
一度弁護士に相談なさることをお勧めします。
 以上