メールマガジン 2023年2月号

2024年06月11日

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◆◇◆ 官澤綜合法律事務所メールマガジン◆◇◆

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こんにちは、官澤綜合法律事務所です。

朝晩の冷え込みが強いものの、日中はだいぶ暖かくなってきました。
寒暖差が大きいので、皆様もどうぞ体調管理にはお気を付けてお過ごしください。

さて、メールマガジン2023年2月号をお届けします。
今号は佐藤光洋司法書士がコラム初執筆となっています。
ぜひご一読ください!

◆目次◆————————————–
1、法務コラム「自転車の交通ルール」 橋本治子弁護士
2、「コロナ禍の楽しみ」 佐藤光洋司法書士
3、3月8日法務セミナー開催のご案内
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■ 【法務コラム】「自転車の交通ルール」  橋本治子弁護士
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車を運転する方には同意いただけると思うのですが
自転車の動きは怖いですね。

左折するとき、十分安全確認はしますが
脇からひゅうっと相当な速度で来られるとビクッとします。

フラフラと道路脇を走行している自転車は
かなり距離をあけて追い越しますが
こちらに倒れてこないかヒヤヒヤします。

歩行者の立場で怖い思いをすることもあります。

狭い歩道を歩いていて、後ろから自転車から追い越されたとき
ちょっと歩く方向がずれていたら衝突していたのでは??
と思ったこと一度や二度ではありません。

警察庁によると
2021年の自転車関連事故の件数は69,694件。
前年より2,021件増加。

全交通事故に占める割合は2016年以降増加傾向。
2021年は22.8%。

自動車と衝突すれば、
自身が大きなけがを負う危険あり。

歩行者と衝突すれば、
歩行者に大変な怪我を負わせる危険あり。

そのような乗り物なのですから
自分の身を守るためにも
他人の身を守るためにも
自転車の交通ルール理解は必要と思います。

 

首相を会長とする「中央交通安全対策会議」
という組織がありまして
同会議の下に設けられた交通対策本部は
2022年11月1日、新「自転車安全利用五則」を定めました。

内容は

1 車道が原則、左側を通行
歩道は例外、歩行者を優先
2 交差点では信号と一時停止を守って、安全確認
3 夜間はライトを点灯
4 飲酒運転は禁止
5 ヘルメットを着用

というものです。

1の「車道が原則、歩道は例外」ですが
例外的に歩道走行が認められるのは

(1) 道路標識等により自転車が当該歩道を
通行することができることとされているとき

(2) 自転車の運転者が、70歳以上、児童・幼児等であるとき
※ 児童(6歳以上13歳未満)、幼児(6歳未満)

(3) 車道又は交通の状況に照らして
当該自転車の通行の安全を確保するため
当該自転車が歩道を通行することが
やむを得ないと認められるとき

です。

自転車は「左側通行」ですが
これに違反している自転車をときどきみかけます。
車を運転中、自転車が車道を向かいから
右側通行で向かってくるのに遭遇するとものすごく怖いです。

 

5の「ヘルメット着用」ですが、ヘルメット着用については
道路交通法の改正が2022年4月にありました。
現行法は、保護者は児童・幼児にヘルメット着用させるように
という規定ですが
改正で、全ての自転車利用者にヘルメット着用努力義務が
課されることになりました。
2023年4月1日施行です。

自転車の運転に自動車のような免許制度はありませんが
道路交通法の適用はあり、上記以外にも様々なルールがあります。
お子さんがいらっしゃるご家庭では
交通ルールを学べる講習会などに参加すると
子どもばかりでなく大人にとっても有益だと思います。

(弁護士 橋本治子)

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■  「コロナ禍の楽しみ」  佐藤光洋司法書士
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いつも当事務所をご愛顧いただき誠にありがとうございます。

初めて当コラムの担当となり、何が書けるかと思案する日が続きました。

平日の私は、仕事を終え→二人の子供を迎えに行き→子供達を風呂に入れ→夕飯を準備し→食べて寝る のルーティンです。
なお、妻は「食べて寝る」のあたりで帰宅します。
本当に面白くない中年です…。
何も取り立てて書くことがありません。

しかし、ルーティンの「食べる」の中で重要なことを見落としていました。
「食べる」の中に晩酌が含まれていることを。
コロナ禍になってというもの、外で飲酒する機会はめっきり減り、私も世のトレンドに乗り家飲みを楽しんでおり(娘はそれをおうち居酒屋と呼びます)、これが唯一の楽しみであることに今回気付きました。
そして「飲む」ことよりも楽しいのは「選ぶ」ことです。

給料日後の休日、家計から与えられた貴重な小遣いを握りしめ、近所の酒類量販店へ足取り軽く向かいます。

美しく陳列されたウイスキーに圧倒され、時を忘れてうっとり眺めながら小一時間、相棒となるウイスキーを選びます。
近年は原酒不足やウイスキー人気の高まりを理由に値段が上がっているようですが、予算は原則三千円までです。
これ以上の金額のウイスキーはもったいなくて開封できないかもしれないからです。
そのため、予算の範囲内でいかに好みのウイスキーに出会うかがとても重要です。

コロナ禍前は、自宅で飲むのは角瓶一筋でしたが、最近はスモーキーな香りのスコッチウイスキーを手に取ることが多いです。

ウイスキーを選ぶ楽しみを知ってからというもの、この時間ほど夢中になる時間はなく、時には時間を忘れてしまい、失踪を疑う家族から確認の電話が入ることもしばしばです。
まさにコロナ禍だからこそ見つけた幸せです。

このような些細なことでも楽しく感じるものですね。
コロナ禍は人と自由に会うことができず、つまらないなー。楽しいことはないかなー。とばかり思っていましたが、楽しみ方は自分次第だと気付かされました。
コロナ禍前のような行動ができるようになるまで間もなくかもしれませんが、肝臓が健康な限り楽しんでいきたいと思います。

さて、私の相棒のウイスキーをご紹介したいところですが、あいにく字数制限となりました。

またの機会があればご紹介します。お付き合いいただきありがとうございました!

以上

(司法書士・社会保険労務士 佐藤光洋)

 

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■ 3月8日法務セミナー開催のご案内
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※開催は終了しました

テーマ:  債権管理のキホン ~ よく分かる!時効の管理
講師:   翠川 洋(弁護士)

 

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■ あとがき
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メールマガジン配信担当 総務課のWです。
当事務所のメールマガジンをお読みくださり誠にありがとうございます。

内容はいかがでしたか?
内容についてのお問い合わせやご感想は当事務所までお気軽にお寄せください。
セミナーでじっくり聞いてみたいテーマやメルマガ法務コラムで取り上げてほしい、
ちょっとした法的な疑問などもぜひお知らせください!

3月13日よりマスクは個人の判断での着用となります。
当事務所ではドアを閉じた室内での相談となりますので、引き続きマスクの着用をお願いする予定です。何卒ご了承ください。
私自身は花粉症がひどく、コロナがなくとも後数か月はマスクが手放せません。
コロナの特効薬だけでなく、花粉症の特効薬も早く開発されないか待ち遠しいです。

今月のメルマガは以上です。
次回は3月25日頃配信予定ですのでお楽しみに!

以上